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25歳海外駐在員のマネー、資格奮闘記

25歳の東南アジア某国に生息する海外駐在員。Bitcoinをメインに、英語や駐在生活に関して情報発信中。

駐在員になると英語は上達するのか?! 1年間の英語上達の記録

海外駐在 英語

結論から書くと、海外駐在員になった場合英語力は間違いなく向上します。ただ、その伸び方はひとそれぞれで、みなさんが思っているほどスムーズには向上しないかもしれません。今回は、駐在員になってからの1年でどのように英語が上達していったかを、自分の体験をベースにまとめてみようと思います。

 

ちなみに英会話力はベルリッツのサイトに記載されている表が参考になったので、これに沿って各段階でのレベルを確認していきたいと思います。

www.berlitz.co.jp

赴任時のスペック

赴任前に英語を1年ほど勉強していたこともあり、TOEICの点数は比較的高い状態でした。ただ、オンライン英会話を除くと英会話経験は全くありませんでした。

TOEIC: 800点

英会話:オンライン英会話のみであり、外国人に道を聞かれても、戸惑ってしまうレベル

ライティング:帰国子女や留学生の友達にチェックしてもらうと、添削で一面真っ赤に (cooperateとcorporateを間違えるレベル)

リーディング:問題なし

 

赴任〜1ヶ月目

赴任して早々、インド人だらけの環境に自分(+すでに赴任していた先輩)だけ突っ込まれました。オンライン英会話で比較的美しいフィリピン人英語に慣れていた自分にとっては刺激が強すぎたようで、赴任して早々ついていけないのではと少しうつ気味になっていました。

ちなみに、普段から接しているメンバーのインド英語は聞き取れるようになりましたが、そうでないメンバーは今でも聞き取れないときが多々あります。ちなみに、シンガポール人の同僚は普通に初対面でも聞き取っているので、インド人の発音が悪いというより、根本的な英語力がまだまだ不足しているようです。

 

そんな状態だったので、現地メンバーとの交流は最小限。先輩からこれ聞いてきてと言われたら、頭の中で必死に文章を完成させたあとで質問に向かうという状態でした。相手から何か言われても一度では聞き取れない場合が多いので、紙に一部書いてもらったり、分かったふりをしたりして、なんとかコミュニケーションをとっていた状態です。

 

よりテクニカルな話をすると、スピーキングの際は話すのに必死で時制はぐちゃぐちゃ、疑問系は作れないという状態でした。さきほどのベルリッツのサイトの基準をもとにすると、レベル3程度であったと思われます。レベル4の交渉なんて当然できませんでした。

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英会話レベル表|英会話スクール・教室のベルリッツ 

1ヶ月目〜3ヶ月目

チームメンバーだけでなく、お客さんとも会話するようになったのが1ヶ月目が終わったくらい。相変わらずスピーキングは話すのに必死で時制は間違えていましたが、時制を正しく使わなきゃという意識が芽生えてきてミスの頻度が減ってきました。このころ、普段接しているインドメンバーの会話をやっと聞き取れるようになり、イライラされる頻度が減った気がします。

 

ライティングに関しては今現在と変わらないレベルになっていたので、自分が使う範囲の文法や単語については頭では完全に分かっている状態でした。このタイミングで、瞬発力を鍛えるために、瞬間英作文をしつこく繰り返したことがその後の英会話力向上につながったと思っています。さきほどのベルリッツのレベルでいうと、レベル4から5くらいまで上達してきていたと思います。

 

このくらいのレベルになると、日本語から英語に翻訳するのではなく、英語で話しているときは英語がまず出てくるという状態になってきます。いわゆる英語脳というやつでしょうか。最初に「あれ、俺日本語で考えてない」と感じたときは、無性に感動しました。

 

瞬間英作文を利用した英語力向上についてはこちらもどうぞ。

cryptocoin.hatenablog.com

 

4ヶ月目から6ヶ月目

お客さんとの交渉ごとも増えて、相手と利害がぶつかる局面も増えてきました。そのため、以前よりもロジックを組み立てながら話す機会が増えていき、時制を正しく使えるようになるのはもちろんのこと、複雑な文章をスピーキングの中で繰り出せるようになっていきました。瞬間英作文で基本的な文章を頭の中に叩き込んだのが良かったのではないかと考えています。

 

また、発音の矯正に取り組んだことで、リスニング力が飛躍的にアップしました。特に英語は日本語と違い子音中心の言語であること、また母音が日本語と大幅に異なっているので、各単語の子音、母音を正確に覚えることでリスニング力のアップにつながります。英語の発音については、YouTubeを見て覚えたほか、以下のサイトは非常に参考になりました。

note.chiebukuro.yahoo.co.jp

 

ただ相変わらず、知らない話題になったとたん、話についていけなくなりました。知らない話題についていくことは日本語でも難しいですが、英語に限定してその理由を考えると以下の2点が大きな原因かなと考えています。

  • 知らない語彙が多い
  • 一部を聞き逃しても、他のセンテンスから類推する力が不足している(コロケーションの理解が不足している)

1点目は単純で、語彙力の問題。仕事で英語を使うって難しい、と思いがちですが、限られた語彙しか使っていないため慣れてくると意外に簡単です。しかし、日常会話や知らない話題になると普段使っていない語彙がどしどし使われるため、途端にわからなくなってしまいます。

 

2点目は1点目よりももう少しだけ高度な話で、一部を聞き逃してもその前後から類推できていませんでした。日本語で話している際は、”てにをは”や単語の一部が欠けていたとしても、脳内で自動的に補完してくれますが、英語だとまだまだその機能が十分に働いていない状態でした。

 

さきほどのベルリッツの基準で言うと、レベル7にはまだ達しておらず、レベル6をさまよっているというところでしょうか。

 

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ちなみに、語彙力と脳内補完は連動しているようで、語彙力が以前よりも増えた現在は、脳内補完が以前よりもスムーズにできています。例えば、think of(考慮する)と聞こえてきたら、「あー、そのうちasが来るんだろうな」と待ち構えて聞くことができるため、リスニングで聞き逃す割合が減ってきています。

 

6ヶ月目から1年目

6ヶ月目を越えると、体感できる成長が難しくなってきました。仕事上の会話はほぼ問題なくなりましたが、様々な話題が出てくる日常会話や領域外の話はまだまだついていくのが大変です。

 

この状態で力を伸ばしていくには、語彙力のアップにつきるかと思います。日本人は大学まで机上の英語をある程度しっかり学んでいるので、英会話をはじめると意外にすぐ伸びていきますが、"単語力"が英会話中級者の壁として立ちはだかってきます。

 

試しにWeblioの語彙力チェックを受けてみましたが、5501 - 6000後程度の推定されました。以下の記事によると、ネイティブの会話は8000語程度で構成されているとのことなので、単語が原因で聞き取れないということを防ぐためには、あと3000語ほどマスターする必要があるようです。Duo3.0の総単語数が約8000語とのことなので、まずはDuoを完璧にマスターするように単語力の強化を図っていきたいと思っています。

どのレベルの語彙まで覚えるべきか?

 

またこの段階からは、未知の単語を覚えることに加えて、英英辞典などを使用してニュアンスを正確に理解することが重要なようです。この記事でも書きましたが、普段使わない単語は”なんとなく理解”している状態になってしまっているので、例文とともに意味を把握しておくことが重要だと感じています。

 

まとめ

駐在員になれば英語は自然とできるようになるから羨ましいと思われるかともいるかもしれませんが、そううまくはいかないのが現実のようです。駐在員になると限られた語彙の中でアウトプットを繰り返すので一定レベルまでの英会話力はあがりますが、そこからさらに発展させたいと思った時には、語彙力の強化など地道な努力が必要になってきます。

 

逆に言うと、語彙力を日本にいるうちに高めておけば、駐在してから英語を使える状態になるのが早くなると思いますので、日々のコツコツした勉強を大事にしましょう!

 

あとがき

ちなみにいまだに疑問系はとっさにうまく作れません。